• わたしたちが農的暮らしを営むなかで、

    「自給的な生活をはじめるための一部として、できるだけ環境に負荷を与えない方法で

    自分たち用の食べ物をつくってみたい」

    というようなご要望をいただくようになりました。

     

    そこで、これまで農作業をしたことがない人、農地や農機具を保有できない人、

    コドモにもオトナにも「田んぼ」ができる仕組みを取り入れることにしました。

    それがたそがれ野育園です。

     

    田んぼの他にも畑しごと、山しごと、食べること、暮らしごと...

     

    土との対話、宇宙とのコミュニケーションという

    人間本来の営みを通じて

    ともに学び、歓び、育まれる時間を過ごしてみませんか?

     

    2019年度の活動予定(案)

     

    2019.3.16,18�(土、月) 報告会・スケジュール調整・説明会1

    2019.3.21(木 /春分) 塩水選/スケジュール確認・交流会

    2019.4.6(土) 種まき、田んぼの区画割り、除草、畦畔補修、/山菜採り

           /藍と綿花の種まき 【キッチンファームクラス】

    2019.4.21(日) 苗づくり、田んぼの整備、看板づくり/畑作り【キッチンファームクラス】

    2019.5.6(月) 水源散策/藍と綿花の定植、よもぎ染【キッチンファームクラス】

           /じゃがいも播種、枝豆種まき❶【キッチンファームクラス】

    2019.5.12(日) 草取り・山菜採り/よもぎ染【キッチンファームクラス】

    2019.5.18/19(土日) 田植え祭

    2019.5.26(日) 田んぼの草取り❶ 

            /枝豆種まき❷と除草❶・じゃがいも芽欠き土寄せ❶【キッチンファームクラス】

    2019.6.9(日) 田んぼの草取り❷、 笹巻きづくり

            /大豆種まき【マメミソクラス】/藍と綿花定植【キッチンファームクラス】

    2019.6.16(日) 田んぼの草取り❸

            /じゃがいも土寄せ❷、枝豆種まき❸と除草❷【キッチンファームクラス】   

    *このあたりでほたる鑑賞会とさなぶり

    2019.6.24(月) 大豆土寄せ❶【キッチンファームクラス】

    2019.7.8(月) 藍染め❶/スゲ収穫【キッチンファームクラス】

    2019.7.13(土) 草取り/大豆土寄せ❷【キッチンファームクラス】

    /ジャガイモ・枝豆収穫【キッチンファームクラス】

    2019.7.29(月) 草木染め❷【キッチンファームクラス】

    *このあたりで夏野菜祭り(畑deマルシェ)

    2019.8.5(月) トマトケチャップワークショップ

    2019.9.8(日) 草取り

           /大豆草取り/綿花収穫・草木染め【キッチンファームクラス】

    2019.9.29(日) 稲刈り開始❶ 

    2019.10.5(土).6(日) 稲刈り❷

    2019.10.12(土)13(日) 足踏み脱穀

    2019.10.20(日) 大豆刈り取り【キッチンファームクラス】

    2019.11.3,4(日月) 大豆脱粒【キッチンファームクラス】

    2019.12.15(日) しめ飾り作りワークショップ

    2019.12.22(日) 餅搗き大会

    2020.2.8/2.9 味噌づくりワークショップ週間【キッチンファームクラス】

    2020.2月水曜 すげ笠づくり【琴川のすげ笠リプロデュースプロジェクト】

            /綿繰り【キッチンファームクラス】

    たそがれ野育園に参加して 石倉敏明(人類学者/神話学者、秋田公立美術大学准教授)

    地域の「食」を成立させている要素のなかには、

    食材となる動植物だけでなく、水・土・風・火・雪などの地域環境に根ざした自然=風土

    の作用や、目には見えない微生物の働きが含まれています。

     

    田んぼという小さな場所のなかにも、たくさんの生き物が棲んでいることを、

    年間を通した農作業のなかで、私たちは体験することができます。

     

    「食」と「農」の営みは、

    人間の身体と地域の自然をつなぎ、

    子どもから古老まで世代を超えたコミュニケーションを育みます。

     

    たそがれ野育園では、田畑や里山という「小さな宇宙」を通して、

    「生き物」が「食べ物」になっていく最初のステップに立ち会い、

    多様な人々や他の生物と共に生きていくことの大切さを学ぶことができます。

  • ご入園について

    「たそがれ野育園」では、3坪(10㎡)の区画をマイ田んぼとして手掛け、

    種まきから稲刈り・収穫までを一貫して、自力での稲づくりに取り組むことができます。

     

    籾すり作業以外のすべての作業を手作業で行っており、子どもから大人まで誰でも簡単に田んぼを始めることができます。

     

    お米を自給する力を身につけることを中心に、

    山菜採りや畑しごと(大豆、綿花、藍など)のほか、味噌づくり、しめ縄づくり、餅つきなどの百姓しごとについても

    一年中、四季を通して体験することができます。

     

    自らが食べるものを自ら育てる「生きる食育」に取り組むことで、

    いのちの循環を改めて見つめ直す機会にしていただけましたら幸いに思います。

     

    たそがれ野育園の実習田は、秋田市から車で30分ほどの場所です。

    暮らしに農的な要素を取り入れようとする方、これから農家を志したいと思っている方、

    学生さん、こどもを自然のなかで育てたいと考えている親子さん…。そんな方々が0歳~70代まで世代を超えて集まっています。

     

    稲が育ち、実り、祈り祝いあってきた人間自然本来の営みを通じて、参加者相互のコミュニティの場にもなると思います。

    いのちいっぱいの耕さない田んぼが、交流としての新しい役割を果たすことができたならと思います。

    ★とんぼ組 (初心者コース)

    入園料 18,000円

    1年目を初級クラス(トンボ組)と位置づけ、10㎡の田んぼでの田植えから稲刈までを入園者に手掛けていただきます。このクラスで収穫できるお米は約3〜5kgです。このお米は入園者の収穫物となりなす。籾摺り精米以外の作業をすべて手作業にて行います。

    ★かえる組(中級コース)

    入園料 16,000〜24,000円

    2年目は中級クラス(カエル組)と位置づけ、10〜100㎡の田んぼを手掛けてもらいます。掛けられる時間に応じて面積を決めていただきます。お米は収穫できた分をすべて持ち帰ることができ、最大で30kgを見込んでいます。籾摺り精米以外の作業をすべて手作業にて行います。入園料は面積に応じて設定しています。

    ★白鳥組(上級者コース)

    入園料 24,000円

    3年目以降は上級クラス(白鳥組)と位置づけ、100㎡以上の田んぼを手がけていただくかたのクラスです。お米は同じくすべて持ち帰りできます。だいたい60kg(1俵)の想定で入園料は24,000円です。もしかするとすべての作業を手作業でこなすことが困難になってくるかもしれませんので、場合によっては機械の使用を検討します。

    ★特別料金メニュー

    • 同伴家族がいる場合 追加1人につき5,000円(田んぼは家族で共用)
    • 大学生 12,000円
    • 田んぼの生きものトラストオーナー割引 12,000円/家族
    *以下の方は無料でご入園いただけます。
     高校生以下、和田妹川住民、田植えや稲刈の助っ人(家族・ご友人)
     
    *団体・企業様のご利用につきましても相談に応じますのでお気軽にお問い合わせください。

    ⚫︎キッチンファームクラス(夏秋野菜の自給体験、保存加工体験、大豆5kg保証、 藍と綿花の栽培とてしごと)

     25,000円(1家族)/30,000円(田んぼ無し場合)

    10〜20aの畑で種まき、苗づくり、土作り、除草管理などのすべての作業をメンバーが協力して行います。収穫物はすべて分配します。検討している作物は春:じゃがいも、枝豆、インゲン、小豆、トマト、ナス、ピーマン、オクラ、ズッキーニ、ネギ、サトイモ、ニンジン、葉菜類、秋:大根、玉ねぎなど。葉物や果菜類は毎日の収穫が大変になりますが、保存の効く芋類や豆類は自給作物に適しています。生産の手間から収穫の喜びまでをシェアできればと思います。

    キッチンファームクラスでは藍と綿花の栽培も行います。夏は野山の草木を利用した草木染め、冬場は糸紡ぎや藁細工などのてしごともできます。各種てしごとはワークショップとして開催していきますので、どなたでもご参加することができます。

    ⚫︎すげ笠づくり(すげの栽培〜すげ笠つくり)

    (トライアル期間中)

    男鹿市五里合琴川にてつくられていた「琴川の菅笠」を再生・保存したいという想いから菅の栽培(3〜7月)〜菅笠づくりを行っています。傘づくりの活動期間は冬季になります。

    ⚫︎マメミソクラス(大豆・小豆の栽培のみの場合のご入園)

     10,000円(入園料5,000円含む)

    大豆の栽培(6月〜10月)から味噌作りまでを行うクラスです。大豆の栽培工程は種まき・中耕除草(3回)・刈取り(乾燥)・脱粒・選別まで。お米作りと合わせて米麹をつくることもできます。ご自身の家庭に合う唯一無二の手前味噌を原材料から作ってみませんか?

  • 菊地家

    次女「つき」が生まれた時、自分たちに余裕がなくなり、なぁなぁな気持ちで長女「ひなた」を保育園に預けることにした。でも、時間を大事にしたいと思う僕たちの暮らしの中で、今、この子たちが最も成長する瞬間に一緒に居られないというのは、なんたる後悔かと懺悔し、我が子は我がフィールドで育てると決意した。明日から保育園はやめて、野育園にしよう! そのときの「ひなた」の嬉しそうな顔を俺は生涯忘れることはできない。

     

    こどもを育てることは私たち人類の最も重要なしごとのひとつだと思います。現代が失ったしごとを取り戻すこと。1日に3度も泥だらけになり、どんだけ洗濯したら気がすむんや!と怒鳴りながらも、ハハハと笑って泥遊びを見ている親。完全にネジの抜けた菊地家です。

  • お問い合わせ/田んぼの場所

     

     

    018-1503 秋田県潟上市飯田川和田妹川字苗代沢42

    kikuchi@tasogare.akita.jp

    018-877-6306/090-3553-3756